自分は比較的裕福な家庭で育ったけれど、それは同時に他人から期待されるということを意味する。親から教育費を(周りの子供に比べて)かけられるということは、親の期待し即した進路を決めないといけないということだ。自身は親族に医師はいないけれど、親のto be a doctorという強い希望があった。
医学部に来たという進路選択に関しては何の後悔もないし、むしろ親に感謝こそしている。だけど、会話の少ない、会話といえばほぼ喧嘩の家で育った自分にとっては、金銭面も家族関係も申し分なく、自分の行きたい道を赴いている高校の同期を見ているとこれで良かったのかななどと思ってしまう。
両親も病気を持っているので、そこまで長くないかもしれない。親孝行もしないといけないし、自分も業績を出さないと。
ずっとなにかに追われている。あれだけ朝に強かったのに、最近ベッドから起きるときに金縛りのようなものに襲われる。
今日もバイト、研究、実習、ボクシング頑張らないと。
気楽に生きていける性格に育てる、自分がもし子孫を残すことがあれば。